*創設から15年、新体制となって4年、現在次回公演を目指して、活動を進めています。詳細は決定次第お知らせします。 尚、舞台以外のテレビやラジオ・執筆活動・イベントなど、さらに江久里ばん個人として手掛けた作品などは、江久里ばん&由貴大夫の「主要作品」に記載しています。
公演終了しました
アトリエ・サロン公演 第1回
童話と詩、語りとピアノ曲で綴る二人の詩人
天国と地獄の狭間で
天国の夢想家宮沢賢治と、地獄の魔術師アルチュール・ランボー
2019年12月1日(日)本駒込 榎の樹ホール
銀河鉄道の作家は、肥料のセールスマンだった。
「銀河鉄道の夜」「注文の多い料理店」「セロ弾きのゴーシュ」など、多くの人々の愛されている童話を残した宮沢賢治。彼のイメージは夢とロマンに溢れている。ところが、彼の半生を眺めてみると、苦難の連続であった。特に、晩年は、重たいトランクに肥料を入れて売り歩く、セールスマンだったのだ。けれど、彼は死の直前まで、優しい心を忘れなかった。全くの無欲であった賢治、けれど、彼にもきっと欲しいものがあったはずだ。はたして、彼は何が欲しかったのだろう。彼の直面した苦悩の半生を追いながら、探っていく。
幕末の革命児、高杉晋作。奇抜な発想で思いもよらぬ行動を起こし、周りの人々を驚かせた奇態の英雄。だが、幼いころは決まりきった藩校での学問になじめず、自らの行く末をも見失っていた。そんな彼に、人生を変える大きな出会いがあった。あの松下村塾を開いた吉田松陰との出会いだった。死んだような彼の魂は、松陰によって蘇ったのだ。時はちょうど動乱の世の中。次々と迫りくる、長州藩を脅かす事態の数々。その荒波を、晋作は驚くべき行動で乗り越えていく。あの奇兵隊もそのひとつだ。さらに、予想もつかない驚くべき発想で時代を開いていく晋作。その行動を人々は「狂挙」と呼んだ。常人では考えられない狂った行動だと。あまりの常識はずれの行動のために、とうとう彼は野山獄へとつながれてしまう。罪人となってしまったのだ。絶体絶命の危機が彼を襲った。が、獄中にあって、彼はこれまでの自らの人生を振り返り、書を紐解き、詩作にふける。静かに冷静に自らの心を眺め返す日々。そしてついに彼は、悟った。「狂」とは何か、その答えを手にしたのだ。はたして、彼は何を思い何を感じ、そして、何を悟ったのか・・・。没後150年に当たる年に、高杉晋作の人生を、一人芝居として熱演。
レビューチーム クリスタル
幕 末 漢 伝 道 (ばくまつおとこでんどう)
龍馬が、晋作が、新選組が、そして海舟が熱く燃えたあの時代
原案:江久里ばん・由貴大夫
2017年11月11日(土)
幕末に咲いた漢(オトコ)の花。ある者は幕府存続に命を懸け、ある者は倒幕に闘志を燃やし、ある者は両者を取り持ち奔走する。誰もが未来の日本の行く末を思い懸命に生きた。そんな彼らを影で支えた女たち。共に激動の時代を駆け抜けた男と女の物語が、今、熱いダンスとなって甦る。
番組で知り合ったダンサーの平川和代さん率いるクリスタルのメンバーが、新たな企画に挑戦。
幕末の志士たちの活躍ぶりを、ダンスで表現するという。坂本龍馬、勝海舟、高杉晋作、桂小五郎、さらに、西郷隆盛、そして、新選組の土方歳三、沖田総司を、男装の麗人たちが演じます。
さらに、彼らの恋人や妻も登場。彼らを優しく見守ります。
目くるめく展開する幕末絵巻。魅力たっぷりのエキサイティングな舞台に協力できることは、とても刺激的なこと。彼女たちの胸に秘めた熱い思いを、たっぷり味わっげください。
未発表作品
ミュージカル
*音楽劇「虹色の夢」(1998年執筆)
音楽モチーフシリーズ
*凍れる夢の中で(2004年執筆)
*晩夏の蝶(平成2010年執筆)
・・・他多数
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